
自由診療

・男性型脱毛症(AGA)治療
AGAとは男性型脱毛症のことです。AGAの発症には、男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)が関与しています。DHTの働きが強い状態では、毛髪の伸張反応が抑制されてしまい脱毛症の発症につながります。
当院ではフィナステリド(プロペシア)またはデュタステリドの内服治療を行います。フィナステリドは、テストステロンをDHTに変換する酵素(5α-リダクターゼ)の働きを抑えDHTの生成を抑えることで、AGAの進行を抑制します。デュタステリドはフィナステリドと同じく5α-リダクターゼの働きを抑制しますが、フィナステリドがⅡ型の5α-リダクターゼのみを抑えるのに対し、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方を抑制します。妊娠中の女性が服用すると、男性胎児の正常発育に悪影響を及ぼす可能性があります。
前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSAの値を下げてしまいますので、PSA検査を受ける時は必ず服用していることを医師に伝えてください。
【対象】
20歳以上の男性
【用法及び用量】
プロペシア(フィナステリド)1mg 1日1回服用
デュタステリド0.5mg 1日1回服用
【副作用】
リビドー減退(性欲減退)、勃起機能不全、射精障害、肝機能障害など
【禁忌:服用できない方】
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本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
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妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性
【薬剤費用】
プロペシア1mg 30日分 8,400円
フィナステリド1mg 30日分 3,900円
デュタステリド0.5mg 30日分 4,500円
当院での院外自費処方せん発行料:4,400円
調剤薬局での処方料:910円~2,790円(保険診療と同時処方かどう かで異なります)
・ED治療
EDとは勃起障害・勃起不全のことです。国内で安心して服用できるED治療薬は、シルデナフィル(バイアグラ)、バルデナフィル(レビトラ)、タダラフィル(シアリス) の3種類のみです(バイアグラ100mgを除く)。当院では、バイアグラODフィルム25mg・50mg、シアリス10mg・20mg錠、タダラフィル20mg錠の処方を行います。
バイアグラについて
【対象年齢】
20歳以上
【用法及び用量】
1日1回シルデナフィルとして25mg~50mgを性行為の約1時間前に服用します。高齢者(65歳以上)、肝障害のある患者及び重度の腎障害(クレアチニンクリアランス<30mL/min)のある方は、本剤の血漿中濃度が増加しますので、25mgを開始用量とします。
1日の投与は1回とし、投与間隔は24時間以上空けます。
【副作用】
ほてり、潮紅、胸痛、動悸、頻脈、頭痛、めまい、悪心、胃腸障害、腹痛、発疹など
【禁忌:服用できない方】
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本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
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硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を投与中の方
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心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方
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重度の肝障害のある方
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低血圧の方(血圧<90/50mmHg)又は治療による管理がなされていない高血圧の方(安静時収縮期血圧>170mmHg又は安静時拡張期血圧>100mmHg)
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脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にある方
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網膜色素変性症の方
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アミオダロン塩酸塩(経口剤)を投与中の方
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可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激剤(リオシグアト)を投与中の方
【薬剤費用】
バイアグラODフィルム25mg 10回分 9,750円
バイアグラODフィルム50mg 10回分 14,040円
シアリス(タダラフィル)について
【対象年齢】
20歳以上
【用法及び用量】
1日1回タダラフィルとして10mgを性行為の約1時間前に服用します。10mgの投与で十分な効果が得られない場合には、20mgに増量することがあります。軽度又は中等度の肝障害のある方は10mgまでとします。いずれの場合も1日の投与は1回とし、投与間隔は24時間以上空けます。中等度の腎障害のある方は10mgまでとします。重度の腎障害のある方に対しては当院では処方を行いません。
【重大な副作用】
発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、Stevens-Johnson症候群等があらわれることがあります。
【その他の副作用】
潮紅、動悸、ほてり、 上腹部痛、悪心、下痢、胃炎、腹痛、肝機能異常、頭痛、めまいなど
【禁忌:服用できない方】
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本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
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硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を投与中の方
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可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激剤(リオシグアト)を投与中の方
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心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方
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不安定狭心症のある方又は性交中に狭心症を発現したことのある方
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コントロール不良の不整脈、 低血圧(血圧<90/50 mmHg)又はコントロール不良の高血圧(安静時血圧>170/100 mmHg)のある方
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心筋梗塞の既往歴が最近3ヵ月以内にある方
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脳梗塞・脳出血の既往歴が最近6ヵ月以内にある方
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重度の肝障害のある方
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網膜色素変性症の方
【薬剤費用】
シアリス10mg 10回分 13,300円
シアリス20mg 10回分 14,050円
タダラフィル20mg 10回分 6,050円
当院での院外自費処方せん発行料:4,400円
調剤薬局での処方料:頓用10回分 1,780円
・GLP-1ダイエット(内服薬)
(効果)
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自然に食欲が減る
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満腹感が持続する普段より少ない食事量で満腹感を得られます。
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脂肪分解を促進する
(メリット)
食欲自体が減少するため継続しやすく、ダイエットの成功率も上がります。また1日1回1錠内服するだけですので手軽に始められます。GLP-1ダイエットには太りにくい体質に変化する効果もあるためリバウンドしにくく、また食事量が減っている間に小食の習慣もつくため、更にリバウンドを防ぎます。
(デメリット)
個人差がありますが、副作用があります。多くは吐き気、胸やけ下痢などの胃腸症状です。
【対象年齢】
20歳以上
【用法及び用量】
1日のうちの最初の食事又は飲水の前に、空腹の状態でコップ約半分の水(約120mL以下)とともにリベルサス3mg錠、7mg錠又は14mg錠を1錠服用します。また、服用時及び服用後少なくとも30分は飲食及び他の薬剤の経口摂取を避ける必要があります。
【副作用】
低血糖、急性膵炎、胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸、吐き気、下痢、便秘、嘔吐、腹部不快感、腹痛など
【禁忌:服用できない方】
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本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
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糖尿病治療中の方
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重症感染症、手術等の緊急の場合
【薬剤費用】
リベルサス3mg 30日分 4,200円
リベルサス7mg 30日分 9,900円
リベルサス14mg 30日分 14,700円
当院での院外自費処方せん発行料:4,400円
調剤薬局での処方料:910円~2,790円(保険診療と同時処方かどうかで異なります)